SIG SAUERがM17/M18ハンドガン100,000挺目をアメリカ軍へ納入
アメリカ全軍で導入が進むMHS(モジュラーハンドガンシステム)プログラムとなるSIG SAUER(シグ・ザウエル)のM17/M18ピストル。その100,000挺目となるハンドガンが2019年11月19日にアメリカ軍に納入されたことをSIG SAUERがプレスリリースで発表した。
SIG SAUER M17/M18はそれぞれアメリカ全軍でサイドアームとして採用が決まり順次納入が進められているが、100,000挺の納入は本来の予定を上回るスピードで達成できたという。
SIG SAUER M17/M18は陸軍では195,000挺、海兵隊では35,000挺が契約されるなどアメリカ軍全体での発注数は400,000挺を超えているといい、特に陸軍ではMHSの配備は10年越しの計画となっている。まだまだ最終的な契約数には道半ばではあるが、SIGとしては順調な生産量を維持しているとのことで安定した業績をアピールするのに繋がる良いニュースと言えるだろう。
SIGはM17/M18のベースモデルであるP320を民間モデルとして販売しているが、P320-M17というM17ピストルを民間バージョンにしたモデルも販売し普及させており、一般市場に向けてもアメリカ軍制式ピストル開発者としての信頼性の高さが証明されている。